ニューヨーク・ヤンキースは2027年シーズンに向けて、DH(指名打者)を務めるジャンカルロ・スタントンの後継者を探しているという。米メディア『ブリーチャー・レポート』は、ヤンキースが獲得候補としてロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の名前を挙げ、候補に挙がった背景を分析した。
オーナーのドジャース売却が大谷の去就を左右
同メディアによると、大谷の10年総額7億ドル(約1,050億円)の契約には、ドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏が球団を売却した場合に解除できるオプトアウト条項が含まれているという。同メディアは、ウォルター氏がロサンゼルス・レイカーズの売却に既に合意しており、その影響がドジャースの所有体制にも及ぶかが注目されていると紹介したうえで、米メディア『ジ・アスレチック』はドジャース売却の兆候は今のところないと報じており、大谷争奪は依然として"極めて可能性の低い"シナリオだと位置づけた。
また、同メディアのザカリー・D・ライマー記者は自身の記事で「ヤンキースが二刀流のスターを獲得できる確率が100万分の1でもあるなら、全力を尽くすべきだ」と主張した。もっとも大谷本人は、左膝と右上腕二頭筋の状態から8月30日(現地時間)のタイガース戦での先発登板を回避しており、復帰の具体的な時期は依然として見通せていない。
キャッシュマンGMが他の選択肢を探る

ヤンキースが大谷の獲得に動くかどうかは、昨年までDHを務めていたスタントンの状況次第だという。36歳のスタントンは右ふくらはぎ肉離れのリハビリ中に、もう一方の左足のふくらはぎも痛めており、今シーズン全休の可能性もある。
ヤンキースのフロントオフィスも大谷獲得が高いハードルであることを十分に理解しており、ブライアン・キャッシュマンGM(ゼネラルマネージャー)はすでに他の選択肢を検討している可能性がある。
