8月26日(現地時間)、UEFAチャンピオンズリーグ・プレーオフ第2戦が行われた。フェネルバフチェがオリンピック・リヨンを2-1で破り、2戦合計3-2でリーグフェーズ進出。だが試合終了の笛の直後、両軍の選手がピッチ上でもみ合いになった。騒動の中心にいたのはフェネルバフチェのフランス代表MFマテオ・グエンドゥージで、それを選手通路にまで拡大させたのはリヨン側のあるスタッフだ。

騒動の引き金はGKコーチの行動

独紙『BILD』によると、発端は試合終了直後のグエンドゥージの振る舞いだった。かつて在籍したオリンピック・マルセイユを支持するチャントを歌うなどしてリヨンサポーターを挑発し、そこから両クラブの選手を巻き込む小競り合いに発展したという。英メディア『Goal』によると、選手通路付近でグエンドゥージに飛び蹴りを仕掛けようとした人物がいたという。

仏紙『L'Équipe』は、この人物をリヨンのGKコーチ、アントニオ・フェレイラと報じた。騒動はこれを機に通路内へ拡大し、両クラブの選手やスタッフが入り乱れて拳が飛び交い、最終的には多くの警備員が間に入って双方を引き離したと『BILD』は伝えている。

本人は家族への侮辱があったと説明

画像: 本人は家族への侮辱があったと説明

グエンドゥージは所属クラブが公開した動画で、試合前から母親や家族への侮辱の歌がスタジアムに響いていたと説明し、「攻撃的なことは何もしていない」と述べた。英メディア『Goal』によると、リヨンのMFコランタン・トリッソは「勝った時こそ謙虚でいるべきだ」と語っている。UEFAの規律委員会は9月4日、この乱闘に関する処分を発表し、グエンドゥージは観客侮辱などで欧州通算4試合の出場停止と5万ユーロ(約908万円)の罰金を科された。うち2試合分は執行猶予とされている。

グリーンウッドも3万ユーロ(約545万円)の罰金と1試合の出場停止処分(全て執行猶予)を受けたという。また、リヨンのGKコーチ、フェレイラも「重大な暴行」で欧州リーグ3試合の出場停止処分(うち2試合は執行猶予)を受けた。この処分により、グエンドゥージは9月10日のホームでのASローマ戦を含む2試合に出場できない見通しだ。

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