8月28日に行われたWKリーグの試合で、水原FCウィメンのMFチ・ソヨンが主審に抗議し、試合が約4分間中断した。ソヨンは主審による自身への不適切な発言を問題視している。韓国女子サッカー連盟が事実確認に乗り出す中、ソヨン側は審判がある遠回しな表現を使ったと主張した。

主審の「ガールズデイ」発言で試合は4分間中断

韓国紙『亜洲経済』によると、事の発端は8月28日に行われたソウル市庁戦だった。ペ・ソニョン主審が無線で「こいつは最初からイライラしている」などと他の審判に話すのをソヨンが聞いたという。ソヨンは主審から不適切な発言をされたとして抗議した。

当初は「生理中なんじゃないか」という発言が疑われたが、ソヨン側は実際に使われたのは月経を意味する婉曲表現「ガールズデイ」だったと主張している。この抗議の際、ソヨンは警告を受けたほか、主審が一時レッドカードを取り出す場面もあり、試合は4分間中断した。この警告の累積により、ソヨンは9月2日の次節・華川KSPO戦への出場ができなくなっている。ペ主審は「審判同士の会話だった」と発言を認めた。

選手協会側は人権侵害と強く批判

画像: 選手協会側は人権侵害と強く批判

この問題に対し、大韓サッカー協会の審判チームは、無線交信で「生理」という直接的な単語は使っていないと否定した。しかし、韓国プロサッカー選手協会は、この件を深刻な人権侵害および権力の乱用と位置づけている。同協会の共同会長イ・グンホは、選手を保護すべき審判が、かえって選手に恥ずかしさを与えてカードを武器にした態度を強く批判した。ソヨン自身も同協会の共同会長を務めており、身内が渦中の当事者となったことも協会の強い反応につながっているとみられる。

そのうえで、同協会は当該審判の退任を求めている。韓国女子サッカー連盟は、今回の出来事を重く受け止め、サッカー協会に調査を求めた。連盟は事実が確認でき次第、ペ主審に対して必要な処分や再発防止の対策を行うとしている。なお、ソヨンはこの一件を抱えながらも試合後半に決勝点を挙げ、水原FCウィメンを2-1の勝利に導いている。

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