大韓サッカー協会は9月1日、韓国代表暫定監督にスペイン人のロベルト・モレノ監督を任命したと発表した。データ分析に基づく戦術設計が強みとされるモレノ監督だが、過去に率いたチームで前代未聞のトラブルを引き起こしたと話題になっている。その問題は、チームの命運を左右する最新ツールへの「過度な依存」だった。
ChatGPTが練習計画まで立案
韓国メディア『The GATE』によると、モレノ監督が2025年にロシアのソチを率いていた際にChatGPTへ過度に依存していたとの疑惑が、2026年1月になって浮上した。元クラブ関係者がロシアメディアに明かしたところでは、練習計画や試合準備、選手獲得までをAIに任せていたという。
アウェイ遠征の移動日程もツールに従って決定された。その結果、選手たちが28時間にわたって睡眠をとれなくなる過酷な事態に直面しかけたとされる。さらに、特定のFWを獲得する際にもAIの判定を参考にしていたと英紙『ザ・サン』なども伝えている。
モレノ監督、AI依存疑惑を強く否定

この騒動に対し、モレノ監督はスペイン紙『MARCA』に公開書簡を送り、「AIで試合準備や選考をした事実はない」と強く反論した。本人はロシア語の翻訳でChatGPTを使用したことはあるが、すべての決断はコーチ陣が下したと主張する。
過去にFCバルセロナのアシスタントコーチやスペイン代表監督を歴任した指揮官の任期は11月27日までだ。9月から11月の国際Aマッチ6試合を率いる予定であり、その成績次第では2027年1月のアジアカップまで続投できるオプションが用意されている。
