ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が9月7日、4試合の欠場を経て投手ではなく1番DHとしてシンシナティ・レッズ戦に先発復帰した。だが『MLB.com』によると、この復帰から中2日でドジャースは大谷のIL入りを発表することになった。試合後、大谷は今季もう一度マウンドに立てるのかという問いに自ら答えていた。
「まったく出られなくなる」大谷が避けた事態とは
同メディアによると、大谷は約3週間ぶりの取材で投手復帰について「可能性は低い」と述べ、「これからは打撃に集中していく」と語った。投手復帰への調整は当面見送られる形となった。
大谷は、投手復帰を急いで「まったく出られなくなる」という最悪の事態を招くことは避けたかったと説明した。打者としては今季OPS.902、30本塁打と高水準を保っている。ただ8月8日に投球プログラムを再開して以降は打率.198・OPS.690・34三振と、打撃でも数字を落としている。
大谷の投手復帰を遠ざけたのは痛みだけではなかった

左膝の痛みは7月3日以降マウンドから遠ざかる主因となり、右上腕の問題は打者、次いで投手としての調整に影響した。同メディアによれば、再調整の時間が限られるなか体調と成績の悪化が投手調整の本格化と重なり、大谷は8月28日を最後に投げていない。
デーブ・ロバーツ監督は「打席での彼は彼らしくなかった」と述べ、投手としての負担を外せば打撃の状態が上向くとの見方を示した。大谷自身は「このシーズンを学びの経験として、来季の改善につなげたい」と話した。だが、この発言をした試合での一振りが右上腕に響いた。
『MLB.com』などによると、大谷は8日・9日と連続で欠場し、ドジャースは9日、大谷をチーム加入後初となる15日間の故障者リスト入りとすると発表した。登録は8日付に遡及され、規定上の最短復帰日は9月23日となる。控えのDHには、ダブルAタルサから緊急昇格したホセイ・デパウラが起用される見通しだ。
