シカゴ・ホワイトソックスとピッツバーグ・パイレーツの現地時間9月9日の一戦で、二塁へのスライディングをきっかけに両軍がグラウンドへ飛び出す騒動が起きている。村上宗隆が所属するホワイトソックスの攻撃中、7回裏の併殺プレー直後に選手同士が言い合いとなったためだ。ベンチだけでなくブルペンからも選手が集まったが、退場者は出ていない。
併殺直後に両軍が衝突
『MLB.com』によると、騒動が起きたのはパイレーツが4-1とリードした7回裏、1死満塁の場面。途中出場したホワイトソックスのミゲル・バルガスが三塁ゴロに倒れ、三塁手ジャレッド・トリオロを起点とする5-4-3の併殺が成立した。このとき一塁走者のサム・アントナッチが二塁へ滑り込み、起き上がる際に肘が二塁手ブランドン・ロウの体に軽く接触したという。これに反応したロウが言葉をかけると両者は言い合いになり、さらにトリオロが歩み寄ったことで両軍の選手がグラウンドへ飛び出す事態となり、両軍に警告が科されている。
両者の主張は真っ向から対立

同メディアによると、ロウは「あのスライディングが気に入らなかった」と述べ、「初戦もひどい滑り込み、今夜もひどい滑り込み、正直うんざりしている」と前夜からの不満を明かした。一方のアントナッチは「完全に合法なプレーだ」と反論し、「ベースに触れ続けていれば、どれだけ遅く滑ってもいい」とルールを根拠に譲らなかった。ホワイトソックスのウィル・ベナブル監督も「彼のプレーが汚いとは思わない」と自軍の選手を擁護している。試合はパイレーツが4-2で勝利した。
