フェネルバフチェが、9月10日のUEFAチャンピオンズリーグ・ホーム開幕戦でASローマと対戦し、1-1で引き分けた。試合後の記者会見で、イスマイル・カルタル監督が突如、辞任を表明した。「二度と戻らない」とし、「クラブのために道を空けるための決断だった」と語ったが、具体的な理由には触れなかった。この直後、アズィズ・ユルドゥルム会長が記者団に対し、辞任を拒否する考えを示した。
辞任の理由は、投げつけられたペットボトルだった
『ロイター』によると、試合中に観客の一人がカルタル監督の頭へペットボトルを投げつけており、これが辞任の理由だったという。ユルドゥルム会長は「一部のファンが監督の頭にペットボトルを投げつけた。彼はそれに動揺している」と説明した。
会長はカルタルと直接話したとし、「彼はボトルの一件に触れ、重圧を感じていることも口にした」と明かした。フェネルバフチェはSNSで、投げた人物を特定したうえでスタジアムへの立ち入りを禁止したと発表した。カルタルは選手として10年間フェネルバフチェに在籍し、監督としても今季6月に4度目の就任を果たしていた。
「私が上の立場だ」会長が示した続投への姿勢

ユルドゥルム会長は、カルタルが公然と続投を告げる必要はないとの考えを示した。「私が彼の上の立場だ。続けるように伝えた、それだけのことだ」と語った。続けて、「我々は家族なのだから」とも話している。フェネルバフチェは過去5シーズン、トルコ1部リーグで2位に終わっており、今季は18年ぶりにCLリーグフェーズへの進出を果たしている。
