F1・マクラーレンのランド・ノリスが、現地9月13日のF1スペインGP後に見せた振る舞いが波紋を広げている。昨季王者のノリスはポールポジションから3位に終わり、表彰式前のクールダウンルームでコカ・コーラを飲んでいたところ、制止を受けた。ノリスが苛立ちをあらわにした背景には、F1ならではのスポンサー事情が絡んでいる。
ペプシとスポンサー契約でコカ・コーラはNG
韓国メディア『OSEN』によると、ノリスはマドリングでのレース後、足をテーブルに乗せてコカ・コーラを飲んでいたところを、画面外の関係者に制止されたという。英紙『The Sun』は、F1がペプシの支援を受けているため、競合ブランドの露出を防ぐ目的があったとみられると伝えた。コカ・コーラはマクラーレンのスポンサーだが、F1はライバルのペプシコと提携している。
ノリスは制止の直前、隣にいたメルセデスのキミ・アントネッリに「怒られるかもしれない」と漏らしていた。実際に制止されると「レースを終えたばかりなんだから、好きなものを飲んでいいはずだ」と苛立ちをあらわにし、「本当にありがとう」と皮肉交じりに言い返している。
ノリスの行動をめぐる周囲の反応

ノリスは首位を独走していたが、序盤のバーチャル・セーフティカー(VSC)の導入タイミングとピット作業の遅れが重なり、3位に後退していた。映像が拡散されるとノリスの対応を支持する声が相次ぎ、英メディア『Crash.net』によると、Redditには「マドリングのハイライト」との投稿もあったという。
元ハースF1代表で、現在はMotoGPのレッドブルKTMテック3でCEOを務めるグンター・シュタイナーも反応した。シュタイナーは「プロならあんなことはしない」と指摘しつつ、「今やコカ・コーラは笑っている」とも語っている。
