ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグのレーシング・ルイビルFCに所属する米女子代表MFサバンナ・デメロが、医療機関と医師2人を提訴した。2025年9月14日の試合中にピッチで倒れ、心停止に陥った一件をめぐる訴えだと、複数の米メディアが報じている。デメロは倒れる約半年前から体の異変を訴えて診察を受けていたが、心臓の疾患が適切に診断・治療されなかったと主張。本人が倒れた原因を公表したのは、それからちょうど1年後だった。

訴状が指摘する半年前の受診

米メディア『ESPN』が確認した訴状によると、デメロは医療グループのルイビル大学ヘルスと医師2人の診断・治療に過失があったと主張している。チームの医療責任者を務めるジェニファー・デイリー医師は2025年3月、胸の痛みやめまい、息切れを訴えたデメロをサラブジート・スリ医師に紹介した。

訴状では治療費や逸失収入に加え、「働いて収入を得る能力の永続的な障害」への賠償も求めている。同グループは同メディアに対し、係争中の案件のためコメントを差し控えると回答した。

倒れて1年後に原因を公表

画像: 倒れて1年後に原因を公表

デメロは倒れてから1年となる9月14日、Instagramに「未診断の不整脈で倒れ、心停止に陥った」と投稿した。「この1年が精神的にどれほどつらかったか、言葉では言い尽くせない」と心境もつづっている。

同メディアによると、デメロが倒れたのはシアトル・レインFC戦の前半終盤で、試合はその場で中断された。試合は2日後の9月16日、無観客の状態で再開・消化されている。デメロは近くの病院に搬送され、それ以降、報道時点まで公式戦には出場していない。

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