北京で開催されたフィットネスレース「Hyrox」で、オーストラリアのジョアンナ・ヴィエトジクが競技中に排便事故を起こしながら完走し、1位となった。衛生上のリスクが生じたにもかかわらず共有器具を使い続けた姿勢には、批判が殺到した。ヴィエトジクはSNSで謝罪し、大きな決断を下したものの、炎上は収まっていない。
SNSで謝罪し優勝辞退を表明
NZメディア『1News』などによると、ヴィエトジクは大会直後、SNSに「勝利は勝利だ」と誇る投稿を行っていたという。しかし批判殺到後、ヴィエトジクはこの投稿を削除している。その後、Instagramで「北京でレース中に起きたことについて、中国国民、仲間の選手、観客、そしてハイロックス関係者に心から謝罪したい」と投稿した。
さらに過去に遡ってレースを辞退し、獲得ポイントの放棄を明かした。同メディアによれば、運営側は影響を受けた他選手へ参加費を返金。また共同創設者のモーリッツ・フュルステ氏も、即座に対処しなかったミスを認めて公式に謝罪している。
モラルを欠く行為に厳しい批判の声は続く

本人の謝罪や優勝辞退を表明にもかかわらず、SNSでは厳しい声が収まっていない。「自己中心的で不快だ」「公衆衛生上のリスクがある」との指摘が相次いだ。後続の選手が同じ器具やコースを使うことへの配慮不足や、清掃にあたるスタッフへの無礼さを問題視する投稿も目立つという。
会場では器具の消毒やカーペットの交換が行われ、運営側も再発防止に向けたルール改定を発表した。しかし、スポーツにおける安全面やモラルをめぐる批判の波は今も続いている。
