ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の母校、花巻東高校女子硬式野球部の最速117キロ右腕・寺本悠里が9月20日、ドジャースタジアムで始球式を務めた。同球団とサンフランシスコ・ジャイアンツの試合前で、ドジャースの佐々木朗希が捕手役を務めている。岩手県の高校に通う1年生の寺本が、同県で生まれ育った佐々木に向けて投じた一球には、ネット掲示板の野球コミュニティーで称賛や冗談交じりの声が相次いでいる。
佐々木のグラブへ力投
『MLB.com』によると、寺本が脚を大きく上げて力強く投げ込むと、ボールは佐々木のグラブに収まり、スタンドから歓声が上がった。寺本は「野球をする人なら誰にとっても夢。最高だ」と笑顔を見せた。動画が投稿されたRedditでは「見事な投球だった」「ミサイルのような一球だった」「キレがあった」などと評価する声が並んでいる。ほかにも「エンゼルスには彼女が必要だ」「ナショナルズのブルペンに加えよう」「今すぐ、うちの抑えとして契約できない?」と冗談交じりの反応も寄せられている。
大谷翔平への憧れ「いつか米国に留学」

『MLB.com』によると、寺本を含む岩手県内の高校生50人が、次世代の人材育成を目的とした派遣プログラムの一環で米西海岸を訪れた。同プログラムは、岩手県政150周年と東日本大震災から15年の節目に合わせ、岩手県と岩手日報社が主催している。寺本は今春、大谷に憧れて熊本県から岩手県の花巻東高校に進学し、大谷が高校時代につけていた背番号「17」を背負っている。「いつか米国に留学し、ここでも野球をしたい」と将来への希望も語った。

