9月23日に行われた第20回アジア競技大会の重量挙げ女子49kg級で、北朝鮮のリ・ソングムが金メダルを獲得した。韓国メディア『OSEN』によると、世界新記録を樹立し、北朝鮮選手団にとって大会初の金メダルという意味の大きい勝利だったという。しかし試合後の公式記者会見では、韓国の記者が使ったある言葉に北朝鮮側が反発した。
韓国記者の「北朝鮮」呼称に北朝鮮側が抗議
同メディアによると、韓国の記者が「北朝鮮」という言葉を使って質問した途端、会見場の空気は一瞬で凍りついた。問題視されたのは、この呼称だったという。腹を立てた北朝鮮側の関係者は、英語で「われわれの祖国の名前を正しく呼んでくれ」と不快感を示したという。
北朝鮮側は、この質問に答えなかった。同メディアは記事の見出しで、この対応を「前代未聞のインタビュー拒否」と表現している。韓国紙『ソウル新聞』によると、この記者が「朝鮮」と言い直して同じ質問を重ねても、北朝鮮側は答えなかったという。一方、リ・ソングムは同じ会見で、呼称が問題になった質問以外には答えている。
リ・ソングムが外国記者に「両肩に祖国を」と語る

この日のリ・ソングムはスナッチで94kg、クリーン&ジャークで121kgを挙げ、2種目の合計であるトータルは215kgに達した。スナッチ・クリーン&ジャーク・トータルの3部門すべてが、女子49kg級の世界新記録だった。
『ソウル新聞』によると、リ・ソングムは優勝の感想を問われ、「私は祖国を愛している。今日のこの大会のために、私の小さな両肩に祖国を思い浮かべたかった」と語った。同紙によれば、世界新記録を出せた理由については、「私自身が優れているからではない。祖国と人民が与えてくれた信頼と期待を胸に、今日の舞台に立ったからだ」と述べている。
