陸上女子100メートルハードル台湾代表の張博雅(チャン・ボーヤー)が、9月27日の愛知・名古屋アジア大会決勝で13秒17の4位に終わり、銅メダルを逃したと台湾メディアが報じた。予選を13秒08の全体3位で通過していた張は、台湾で「跨欄甜心(ハードルの恋人)」の愛称で親しまれる人気選手だ。だが決勝では、レース途中で痛恨のアクシデントに見舞われたという。

7台目のハードル接触で無念の失速

台湾メディア『三立新聞網』によると、9月27日の女子100メートルハードル決勝は雨のなかで行われた。予選を全体3位で突破していた張は、銅メダルを獲得した中国の呉艶妮(ウー・ヤンニ、13秒12)に0秒05届かず、13秒17の4位でフィニッシュしている。

失速の原因は、レース途中の接触にある。張は7台目のハードルで手と脚をぶつけて体勢を崩し、右側へ流れて減速し、続くハードルでは前方ではなく上方向へ跳ぶ形になったという。なお、優勝は福部真子(12秒74)、2位は中島ひとみ(12秒78)で、日本勢が金銀を独占した。

怪我とプレッシャーを抱えたレースの裏側

画像: 怪我とプレッシャーを抱えたレースの裏側

台湾メディア『TVBS』によると、張はレース後、周囲の期待の高さを意識するあまり、自分でプレッシャーをかけすぎたかもしれないと振り返った。スタート時から心拍数がかなり高かったといい、メンタル面の調整が課題だと認めている。8月初旬には腰を痛め、約1か月間は通常どおりの練習ができなかったという。それでも張は「言い訳にはならない」と語った。

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