9月27日、2026年愛知・名古屋で開催された第20回アジア競技大会の女子マラソン競歩で、カザフスタンのヤスミナ・トクサンバエワがトップでゴールした。記録は3時間22分20秒で2位に約4分の差をつけていたが、翌28日に失格となり、金メダルを剥奪された。これにより、4位だった日本の梅野倖子は3位に繰り上がり、銅メダルを手にしている。韓国メディア『OSEN』によると、失格の理由はレースの内容とは別のところにあったという。

大会側が承認外のシューズを失格の理由に挙げる

同メディアによると、トクサンバエワが着用していたシューズが、大会での使用を承認されたモデルではないことが公式に確認された。アジア大会の技術関係者は英通信社『ロイター』に対し、「選手は世界陸連のプラットフォームに登録された承認シューズだけを着用しなければならない」と説明した。

トクサンバエワのシューズはこれに当たらず、大会側は世界陸連に書面で問い合わせたという。同関係者は「金メダルの取り消しは世界陸連の決定だった。私たちはそれを選手に伝えた」と述べたうえで、トクサンバエワがすでに審判団へ異議を申し立てていることも明らかにした。金メダルは2位だった中国のテンジンチュゾンに移り、銀メダルも同じく中国のマ・リーの手に渡っている。

カザフ陸連が"事前に検査を受けた"と抗議

画像: カザフ陸連が"事前に検査を受けた"と抗議

一方、『OSEN』が10月1日に紹介したカザフスタンメディア『インフォルビューロ』によると、同国の陸連は、レース前にシューズの検査を受けて出場を許可されていたと主張した。連盟は抗議書を提出し、結果にかかわらず優勝賞金の全額を自己資金で本人に支払うと約束している。

カザフスタン国内オリンピック委員会(NOC)も公式な説明を求め、国際スポーツ法の専門家と今後の措置を検討しているという。トクサンバエワ本人も失格の発表後、インスタグラムに「私たちは最後まで戦った。一緒に戦ってくれたすべてのスーパーヒーローに感謝している」と投稿した。

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