第20回アジア競技大会の(愛知・名古屋)サッカー男子決勝が10月3日に行われ、韓国が日本を1-0で下して4連覇を果たした。ところが、優勝直後に一部の韓国選手が兵役免除に絡む発言や行動を見せ、国内で強い批判を浴びた。国会議員による調査が行われ、国防部も兵役免除の特例制度を縮小・廃止する方針を表明するなど、問題は大きな広がりを見せている。
主将の「軍隊には行きません」発言が火種に
豊田スタジアムでの決勝は、MFオム・ジソンの決勝ゴールで決着した。試合後、主将のDFイ・ギヒョク(26)は金メダルを逃せば9日後に入隊する予定だったと明かし、「軍隊には行きません」と語った。FWヤン・ミンヒョク(20)も兵役免除という報酬を見てプレーしたと話した。MFパク・スンス(19)は、ファンから渡された除隊帽をかぶって敬礼する写真をSNSに載せた。
3人は後にSNSで謝罪し、イ・ギヒョクは4日の帰国後の会見でも頭を下げた。野党議員が兵役法の改正案を国会に発議し、国民請願も提出された。国防部は6日、芸術・体育の兵役特例に関する補充役の削減と廃止を国防改革基本計画に反映して推進すると明らかにした。
英BBCも報道 協会は懲戒手続きへ

英国メディア『BBC』は、イ・ギヒョクが兵役免除を自慢したことを謝罪したと報じた。韓国サッカー協会の内部では、謝罪だけで終わらせてはならないという認識が共有されており、当事者への懲戒手続きを進める方向だという。大韓体育会の劉承旼(ユ・スンミン)会長は、国民感情にそぐわない発言が出ていると指摘した。兵務庁は制度改善の研究委託を行っており、結論は来月中旬ごろに出る見通しである。
