英国の元全米オープン女王エマ・ラドゥカヌが、怪我による長期離脱の影響で、世界ランキングでトップ100圏外の107位に転落した。6月の大会以降は実戦から遠ざかっており、大会の欠場が続いている。現在の順位では自力での大会出場が難しくなるなか、英メディアは来季に向けたある復帰プランを提案している。

保護ランキングを活用した来季復帰の勧め

英テニスメディア『Tennishead』によると、ラドゥカヌは右下腿部の疲労骨折により、6月のクイーンズ・クラブ選手権を最後に試合から遠ざかり、ウィンブルドンと全米オープン、中国オープンも欠場した。同メディアは、これにより2024年7月以来となるトップ100圏外への転落が確実だと伝えていた。英メディア『SPORTbible』によると、現在の世界ランキングは107位で、全豪オープンの本戦に自力で直接出場できる保証はない状況となっている。

『Tennishead』は、6カ月間大会を離脱した選手に認められる「保護ランキング」の活用を主張し、ラドゥカヌには決勝進出直後の31位が適用されるという。同メディアは、そのためには半年が経過するまで試合に出場しないことが重要だとし、今季の残りを欠場して来季に備えるべきだと訴えている。

18歳での快挙と試行錯誤の歩み

画像: 18歳での快挙と試行錯誤の歩み

同メディアによると、今季のラドゥカヌは足の不調と体調不良に続いて右下腿部の疲労骨折にも見舞われ、出場は10大会にとどまった。2021年に18歳で全米オープンを制してから決勝に進めずにいたが、今季はトランシルバニア・オープンとクイーンズ・クラブ選手権の2大会で決勝に進出している。

米メディア『Yahoo Sports』は、ラドゥカヌがトップ100圏外に落ちたのは不調のためではなく、夏の間に戦えなかったためだと指摘した。同メディアによると、疲労骨折前の順位は31位で、今季は2022年以来の最高位となる23位まで上昇していた。

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