第103回箱根駅伝の予選会が17日、東京・立川市で行われ、45校が出場し、本戦の出場権10枠を争った。東洋大や中央学院大、東海大など10校が本戦への切符を手にしたが、前回26位の武蔵野学院大が10時間43分54秒で12位に入り、本戦には届かなかったものの大きく順位を上げる健闘を見せた。

15キロ地点では圏外も、終盤で猛追

武蔵野学院大はエースのテスファイゼラツィオン(4年)が個人3位、主将の佐野颯人(4年)が個人16位に入り、チームをけん引した。15キロ地点の10人通過の暫定順位では、15位にも入っていなかったが終盤で大きく巻き返し、最終結果では12位に滑り込んだ。

順位が読み上げられると会場にどよめきと歓声が上がり、選手たちは抱き合って涙を流して喜んだ。武蔵野学院大は学生数が400人足らずの小規模校で、大学にトラックはなく、練習では近隣の土のトラックを使用している。武蔵野学院大の坂田監督は距離を重視する強化方針で、月間走行距離を650キロまで伸ばし、夏場は1000キロを超えた選手が約10人いたという。

来年度から予選会通過15校に増枠、初の箱根に期待も

来年度以降は出場枠が広がり、予選会を通過できるのは15校となる。次回も今回と同じ順位に入れば、同校初の箱根駅伝出場に届く計算だ。坂田監督も、今大会の目標を15位以内に掲げていた。

この健闘を受け、SNSでは驚きと称賛の声が広がっている。「これは大サプライズ」と驚く投稿のほか、「大健闘!!これからが楽しみです!」と来年度の活躍を期待する声や、「本選に出れなくても去年の自分たちより強くなったことに喜べるチームなんだな」とチームの姿勢をたたえる声もあった。

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