PFL(プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ)の女子フライ級初代王座決定戦が10月16日(現地時間)にシカゴで開かれ、42歳のリズ・カムーシュはジェナ・ビショップに判定で敗れた。3者の採点はいずれも48-47という僅差の決着だった。カムーシュは前日の計量で、125ポンド(約56.7kg)の体重制限をクリアするために髪を切るという異例の対応を取っていた。米メディアは、その決断に至った背景を本人のコメントとともに伝えている。

42歳が明かす極限状態の裏側

米メディア『PEOPLE』によると、UFCやベラトールでも戦ってきたカムーシュは、格闘技メディア『Uncrowned』の取材に「骨密度が増え続けていて、体重も増えている」と語っていた。135ポンド(約61.2kg)が最も理にかなっているとしながらも、125ポンドでの自身のパフォーマンスを考えると階級を上げる気になれないという。

今回の減量についてカムーシュは「何であれ、125ポンドの減量はいつも地獄だ。今回は自分が望むよりはるかにギリギリだった」と振り返った。続けて「髪は、最後の少しを落とす方法として考えていた選択肢ではなかった。でも計量まで1分しかなく、間に合わなければ試合が取りやめになるところだった」と決断に至った理由を明かした。

試合直前で”ヘアスタイル変更”を決心した理由

画像: 試合直前で”ヘアスタイル変更”を決心した理由

カムーシュは「もう汗も出ていなかった。唾を吐こうとしても出ず、舌の上の唾液をこそげ取るほどだった」と明かし、排尿もできない状態だったという。スポーツブラと下着の重さは0.2ポンド(約0.09kg)と判明し、公式には0.4ポンド(約0.18kg)オーバーの状態だった。最後に残った選択肢は、冗談として持ち出された髪を切ることだった。カムーシュは「うまくいくかもしれない。やろう」と決断したと語っている。

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