プロ野球ドラフト会議が10月22日に都内で開かれ、山梨学院高校(山梨)の菰田陽生投手が日本ハムから1位で単独指名された。投手として最速152キロ、打者として高校通算39本塁打を記録する二刀流で、全12球団から調査書が届いていた。プロでも投打の二刀流を続ける意向を示しており、今後の歩みに注目が集まっている。
菰田は甲府市内の同校で指名の瞬間を迎え、日本ハムの単独指名が決まると大きな拍手が起きた。会見場にはテレビカメラ約15台、報道陣50社100人以上が集まり、野球部員約50人や両親も駆け付けた。身長195センチの菰田は、2年春から3年春まで3季連続で甲子園に出場している。2年夏には4試合に先発してチームの準決勝進出に貢献した。3年春は一塁の守備で走者と接触して左手首を骨折したが、夏の山梨大会で復帰。甲子園出場はならなかったものの、投手と打者両面で存在感を示した。
菰田は「日本ハムファイターズに1巡目で選択して頂いてうれしい気持ちでいっぱいです」とコメント。さらに「本当に日本ハムさんに行きたかった」と明かし、小学生の頃から憧れてきたドジャースの大谷翔平投手(32)について「少しずつ近づきたい」と語った。将来は「二刀流として世界で勝負してホームラン王、奪三振王を獲りたい」とも続けている。
日本ハムの新庄監督は「持ってるわ」と喜び、菰田が自身のインスタグラムをフォローしている点に触れて、フォローを返すと約束した。山梨学院の吉田正校長は「大谷2世ではなく、菰田1世として素質を育てて頂きたい」と期待を寄せた。
