10月22日に都内のホテルで行われたプロ野球ドラフト会議で、巨人が育成5位で川崎市立向丘中学校3年の14歳、関蓮太郎捕手を指名した。中学生の指名に会場は大きくどよめいた。ドラフト指名された選手の年齢としては、過去の最年少を更新した形になり、今後の育成方針に注目が集まっている。
関は身長179センチ、体重82キロの右投右打の捕手で、5歳から野球を始めた。2023年末のNPBジュニアトーナメントで巨人ジュニアに選ばれ、2024年に創設された巨人U15ジュニアユース(多摩川ボーイズ)に1期生として入団している。今年メキシコで開かれたWBSC U-15野球ワールドカップ2026では日本代表の主将、正捕手、4番を務めた。3位決定戦で2ランを放ち、大会を通じて打率.333、2本塁打、11打点で敢闘賞とベストナイン(捕手)に選ばれた。巨人は指名発表のリリースを通じて、「二塁送球で2秒を切る中学生離れした肩力が最大の魅力で、投手や外野手もこなす」と紹介している。
巨人の榑松伸介スカウトディレクターは「素晴らしい素材で将来性を高く評価しました」と語った。今後は高校に通いながら巨人の練習に参加する予定で、「初めてのケースですから。手探りの部分ももちろんあると思います」とも続けた。
関は球団を通じて「家族と相談して今後のことを考えていきたいと思います」とコメントしている。プロ野球で過去に指名された最年少は、2004年ドラフト8巡目で阪神に指名された当時15歳の辻本賢人氏だった。巨人は最終的に、一軍の正捕手を担う人材として長期的に育てる目標を掲げている。SNSでは驚きの声が相次いだ。「中学生って指名できるんだ!?」「この子ヤバいわ。中学生レベルじゃない」「成長をずっと見守っていくぞ」といった声が見られた。
