米プロレス団体AEWのスターで、元WWEでも活躍したベンジャミン・サタリーが40歳で急逝した。9月26日の大会に出場した翌日、飲食店前の車内で意識不明の状態で発見されていた。悲報から約3週間後の10月16日(現地時間)には、現地当局による死因の調査結果が報じられている。

死因は気管支喘息と米当局が発表

米メディア『CBS News Chicago』によると、イリノイ州クック郡監察医務局はサタリーの死因を気管支喘息と発表し、死亡の態様は自然死と判定した。気管支喘息は気道に生じる慢性の炎症性疾患だ。サタリーは9月27日午後4時頃、同州デスプレーンズの飲食店前に停車していたレンタカー内で倒れているのを発見された。

米紙『New York Post』によれば、通報を受けて出動した救急隊が現場ですぐに死亡を確認したという。外傷や不審な点はなかったが、シャツの前面には唾液が付着し、車内には薬剤があったとされ、その種類や死亡との関連性は確認されていない。

前日の試合が生涯最後の試合に

サタリーは亡くなる前日の9月26日、イリノイ州で行われたAEWの「All Out」でアンドラデ・エル・イドロと対戦しており、これが生涯最後の試合となった。サタリーは空港へ向かう途中、昼食のために同じ飲食店へ立ち寄っており、携帯電話にはシカゴ・オヘア国際空港への経路が表示されていたという。

2004年にデビューしたサタリーは、WWEでネヴィルとして頭角を現し、2019年加入のAEWでは初代インターナショナル王者に輝いた経歴を持つ。突然の別れに対し、AEWが冠番組の全編を捧げて追悼したほか、WWEの所属選手たちも「PAC」と刻まれた腕章を着けて故人を偲んでいる。

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