日本代表に0-4で敗れ、北中米ワールドカップでグループステージ敗退を喫したチュニジア。
同国のワールドカップ期間中に起きた監督交代劇の内幕が明らかになった。
フランスメディア『L’Équipe』は現地時間15日、大会初戦でスウェーデンに1-5と大敗した直後に解任されたサブリ・ラムシ前監督が、フランスのテレビ番組『Kampo』で当時を振り返り、チュニジアサッカー協会の対応を「本当に残酷だった」と批判したと伝えた。
ラムシ氏は、解任発表当日の朝に家族や友人から27件もの不在着信で異変を知り、その後も通常通り練習を指揮。
選手たちからは「一緒に始めたのだから最後まで一緒に戦おう」と声を掛けられたものの、ホテルへ戻った約2時間後に協会幹部から正式に解任を告げられたという。
しかも、その前には協会がインスタグラムで解任を発表しながら投稿を削除し、その後に改めて正式発表するという混乱も起きていた。
さらにラムシ氏は、スウェーデン戦前日や試合後の練習後まで「仕事ぶりに満足している」「アフリカネーションズカップへ向けて一緒に進もう」と協会側から伝えられていたことを明かし、「別れの挨拶さえできなかった」と無念さを口にした。
さらに「大会のたびに数試合ごとに監督を替えてばかりでは、国民を満足焦る結果は得られない」とチュニジアサッカー協会の対応を批判した。
後任にはエルヴェ・ルナール監督が就任したが、チュニジアは直後の日本戦で0-4で完敗。2連敗で早々に大会から姿を消した。
北中米ワールドカップで日本の強さが際立つ一方、チュニジアでは成績だけでなく協会の危機管理や対応にも厳しい視線が向けられている。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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