イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラは19日、日本代表GK鈴木彩艶をイタリア・セリエAのパルマから完全移籍で獲得したと発表した。移籍金は最大3500万ユーロ(約64億)と報じられている。

23歳の鈴木は、クラブ史上初めて男子トップチームでプレーする日本人選手。今夏開催されたFIFAワールドカップ2026で全4試合に先発出場した日本の絶対的守護神が、ついに世界最高峰のリーグへ参戦することになった。

アメリカ生まれで、埼玉県の浦和で育った鈴木は、16歳で浦和レッズのトップチームデビュー。その後、ベルギーのシント=トロイデンを経て2024年にパルマへ移籍し、セリエAで2シーズンを経験した。

今回の移籍について鈴木は「プレミアリーグでプレーすることが夢だった。今こそプレミアリーグでプレーし、自分自身を証明する時」と語り、新天地への強い意欲を示している。

鈴木にとってアストン・ヴィラは、欧州最高峰を目指すうえでも魅力的なクラブだ。ヴィラは昨季、UEFAヨーロッパリーグでフライブルクとの決勝を3-0で制し、44年ぶりとなる欧州タイトルを獲得。UEFAヨーロッパリーグ初優勝を果たした。

さらに今季はUEFAチャンピオンズリーグに参戦。一昨季はチャンピオンズリーグでもベスト8まで進出しており、ウナイ・エメリ監督のもとで欧州トップレベルでの競争を続けている。

鈴木は「ヴィラは常にタイトルを争っている。最高レベルでプレーしたいから、このクラブを選んだ」と説明。さらに「素晴らしいクラブで歴史を作りたい」と意気込みを語った。

なお、ヴィラではこれまで女子チームで岩渕真奈、現在も土方麻椰や今夏加入した大熊茜などなでしこジャパン選手がプレーしているが、男子チームでは鈴木が初めて。鈴木自身も「そのことをとても誇りに思う」と語り、ヴィラ・パークでのプレーを心待ちにしている。

なお、鈴木の移籍により、今季プレミアリーグでは今のところ10名の日本人選手がプレーすることになった。

鈴木彩艶(アストン・ヴィラ)
三笘薫(ブライトン)
坂元達裕(コヴェントリー)
鎌田大地(クリスタル・パレス)
冨安健洋(クリスタル・パレス)
守田英正(ハル・シティ)
前田大然(イプスウィッチ)
田中碧(リーズ)
遠藤航(リヴァプール)
高井幸大(トッテナム)

2026-27シーズンのプレミアリーグは、今週21日(金)に開幕する。

筆者:奥崎覚(編集部)

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画像提供:Getty Images

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