レギュラーとして1年間活躍することが一番
堅実な守備力と一発も秘めたバッティングで、長年ファイターズで結果を残した石井選手。昨季は3年ぶりの100試合出場を達成。規定打席にはあと一歩届かなかったものの、打率.259とキャリアハイの数字を残した。そんな中で「もっと成長するためには、新しい環境で挑戦してみたいという気持ちが強くなった」と、FA権を行使。そこで、ライオンズからオファーがあり入団を決意した。「交渉の席で、広池(浩司)本部長の熱意がすごく伝わり、ここで新たに挑戦をしていきたいと気持ちが固まりました」。
球団から高い期待を持たれているが、本人は気負うことなくプレーするだけと、冷静さを装う。
「これまで、規定打席に到達したこともなければ、シーズンを通してレギュラーで出場したこともない。そういう意味では、プレーする球団は変わりましたが、僕の中では今までと変わらず1年間、レギュラーで出るという気持ちが強い。難しさを感じる部分はありますが、自分を信じてやっていくだけかなと思います」
自主トレから春季キャンプ期間中については、フィジカル中心のメニューで体を鍛え上げてきたという。「ウエイトトレーニングでも少し重めのバーベルを上げるなど、昨オフからキャンプ、フィジカル強化は継続的に行っています。そこに、スピード強化なども取り入れて、今のところは順調に仕上がっているかなと思います。ただ、オープン戦で数字を残せていないですが、僕の中ではいい感触かなという印象は強いです」

松本剛選手との自主トレで体のケアの重要性を再認識
今季でプロ入りから10年目を迎える石井選手は、3、4年前から体のケアにもより注力するようになったという。そのきっかけとなったのが、昨オフ、同じくFA宣言し今季から読売ジャイアンツでプレーする松本剛選手だと教えてくれた。
「一緒に自主トレをやらせてもらうようになったとき、参加してくれたトレーナーさんから、年齢とともに固くなりやすい骨盤はケアしたほうがいいですよと言ってくれたんです。剛さんもそのトレーナーさんから勧められていくつかの骨盤矯正アイテムを使っていて、効果があることを教えてくれたので、僕も揃えようと購入して、ずっと使っています」
取材時に持参してくれたのは、骨盤職人、仙骨枕、RAD NEURO ROLLERMINI(ラド ニューロ ローラー ミニ)の3アイテム。「どれも人気のあるアイテムばかりで、プロ野球選手だけでなく、他のスポーツのアスリートも使っているものです。僕は、練習前に使うようにしています。RADは、足の裏が固くならないようにするもの。足の裏が固くなってしまうと、バッティングや守備に影響があり、ケガもしやすくなってしまいますので、重点的に使っています」

攻守のバランスを崩さないためにRAD NEURO ROLLER MINIで足裏をケア
この他にもマッサージガンやシャクティマットなど、セルフケアアイテムを活用しているという。全ては、1年でも長くプロ野球選手として活躍するため。新天地で迎え今シーズン、「シーズン序盤から貢献して、チームが優勝できるように頑張るだけです」と意気込みも語ってくれた。



石井選手のこだわりケアアイテム3種がこちら
取材・構成:松野友克(Baseball Times編集部)
画像提供:埼玉西武ライオンズ

