※紹介は8月31日時点での順位順となります
福岡ソフトバンクホークス (8月月間成績:15勝9敗1分)
2ヵ月連続で月間得点は120超えでマジック点灯
リーグ3連覇へ前半戦首位ターンを決めたホークス。8月も4連勝スタートなどで、4カード連続で勝ち越し。8月4日に優勝へのマジック37が点灯した。8月13日から3連敗はあったものの、その後は7勝4敗1分と貯金をつくり、8月末時点でのマジックは19となった。
チームの月間成績を見ると、チーム月間打率は.270で7月の好調をキープ。チーム防御率も今季で最もいい2.70となった。投手陣で最も大きかったのは、昨季のMVPリバン・モイネロの復帰。8月11日に今季一軍初登板初先発を果たすと、6回無失点で初勝利を挙げた。続く登板でも白星をつかむと、8月25日のマリーンズ戦では9回、被安打3、奪三振9、失点0の見事な投球で3連勝を飾った。頼もしい左腕の復帰は、優勝へ向けてひた走るチームに大きなプラスとなっている。
一方の打線は、柳田悠岐が月間打率.398と大当たり。本塁打は2だったが、打点14と勝負強さを見せつけた。近藤健介、栗原陵矢の主軸も好調が続いているだけに、福岡移転後初のリーグ3連覇がいつになるかが見どころだろう。

写真:共同通信
埼玉西武ライオンズ (8月月間成績:16勝8敗)
優勝へのわずかな望みを捨てず最後まで食らいつく
貯金13をつくるも、首位ホークスに5.5ゲーム差を付けられ2位で折り返したライオンズ。後半戦最初の3カードは3勝5敗と負け越してしまう。しかし8月11日からの6カードは負け越しなしでしのぎ、3位ファイターズに順位を譲ることはなかった。
チーム成績を見ると、投手陣の踏ん張りが目立った。チーム月間防御率は2.74と、4点台だった7月から大きく改善。四死球も7月から15減少と投手陣の好投が目立った。中でも、隅田知一郎は4試合で2勝、負けなしで月間防御率も0.58を記録した。また、武内夏暉も4戦で3勝1敗と勝ち越し、月間防御率1.61。さらに平良海馬は、シーズン10勝をマークし、昨季30セーブを挙げた投手が翌年2ケタ勝利を挙げるという史上初の快挙を成し遂げた。
打撃陣では、ルーキーの小島大河が月間打率.288、月間打点10と活躍を見せた。またアレクサンダー・カナリオは、チームトップの月間打点12を記録するなど、勝負強さを見せた。
Aクラスはほぼ確実といえる状況だが、クライマックスシリーズファーストステージを本拠地で迎えるためにも、最後まで気が抜けない戦いが続く。

写真:共同通信
北海道日本ハムファイターズ (8月月間成績:12勝11敗1分)
失点数が7月より増加し貯金を増やせず
2位ライオンズに1ゲーム差に迫る形で後半戦を迎えたファイターズ。後半戦最初のマリーンズ3連戦は2勝1敗と勝ち越して、首位ホークスとの3連戦を迎えたが、今季、相性の悪さを拭いきれずに負け越し。その後、下位チームには強さを見せたが、ホークス、ライオンズとの試合では勝ち越すことができずに月間の貯金も1にとどまり、2位ライオンズとのゲーム差は3に広がった。
チーム成績を見ると、月間チーム打率は7月の.272から.232と減少。しかし得点は94から107と増えており、打線は粘りを見せたと言える。個の選手を見ていくと、フランミル・レイエスがチームトップの月間本塁打7、月間打点20をたたき出した。また後半戦で初の一軍昇格を果たした今川優馬が10試合で打率.333、本塁打3、打点8と存在感を示した。
対する投手陣は、チーム月間防御率は3.43と決していい数字ではないが及第点といえる。後半戦から再び先発復帰した達孝太が月間防御率1点台と復調をアピール。その一方でエースの伊藤大海が防御率は2点台も4戦4敗と白星をつかめなかった。
優勝の可能性もわずかに残るが、9月は2位に浮上できるかが、大きなポイントとなるだけに、投打がどれだけ噛み合うか注目だ。

写真:共同通信

