日本代表の頼れるエースに成長した上田綺世。27歳のストライカーは、今シーズン絶好調だ。
オランダの名門フェイエノールトで、開幕12試合で13ゴールを量産し、得点ランキング首位を独走中。
また、日本代表としても、10月にパラグアイとブラジル相手に価値あるゴールを叩き出した。
そうしたなか、Xのフォロワー数14万人を誇るスペインメディア『Fichajes.com』は、「キリアン・エムバペとハリー・ケインを上回るストライカー、上田綺世。オランダで活躍する上田は、来夏の移籍市場を揺るがす可能性もある」として、世界的ストライカーたちと比較していた。
レアル・マドリーのフランス代表FWエムバペは、今シーズンのリーグ戦で13ゴール。バイエルン・ミュンヘンのイングランド代表FWハリー・ケインも13ゴールを記録。そして、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは、14ゴールを叩き出している。
同紙は「上田は他の3人のスター選手たちほど脚光を浴びることはない」ものの、「この日本人選手は、エムバペやケインを凌駕し、ハーランドに匹敵する活躍を見せている」と称賛。上田は出場時間から換算すると、エムバペやケインを上回るペースでゴールを決めていたということのようだ。
そのうえで、「今シーズン開幕以降、この日本人ストライカーはアンストッパブルな活躍を見せている」、「この調子を維持すれば、日本代表として輝きを放つことが期待される2026年W杯後の来夏に欧州ビッグクラブの注目を集めるかもしれない」としている。
上田がプレーするオランダと、エムバペがプレーするスペイン、ケインがプレーするドイツとは確かな差があり、一概に比較することはできない。
それでも、この好調を維持すれば、来夏の移籍市場で注目のスターのひとりになるかもしれないとのこと。
なお、上田とフェイエノールトとの契約は2028年までとされている。
井上大輔(編集部)
