最近、日本代表のなかで存在感を高めているのが佐野海舟だ。

岡山出身の佐野は、町田ゼルビア、鹿島アントラーズでJリーグ屈指の守備的MFとして活躍すると、2024年夏にドイツ1部のマインツへと移籍。

リーグ1位の走行距離を記録するなどいきなり活躍を見せると、世界的に知られる選手査定サイト『Transfermarkt』による市場価値も2500万ユーロ(約45億円)に跳ね上がった。

佐野は、のちに不起訴となった事件で一時日本代表から外れていたが、今年6月にサムライブルーに復帰。弟である佐野航大(NEC)とともに代表戦のピッチに立った。

サムライブルーで存在感を増す佐野海舟は、9月のアメリカ戦から今月14日のガーナ戦まで4試合連続でスタメン起用されている。

佐野は今シーズンのブンデスリーガでもデュエル数が2位(113回)とドイツでも屈指の存在になりつつあり、日本代表MF堂安律が所属する名門フランクフルトが関心を示しているとの噂が浮上した。

マインツは昨シーズン6位だったが、3位だったフランクフルトへの移籍となれば、ステップアップになる。

ただ、Xのフォロワー数61万人を誇る移籍情報に詳しい『Skyドイツ版』のフロリアン・プレッテンベルクは、「フランクフルトと佐野の噂は、現時点で的外れ。マインツの素晴らしいMFだが、フランクフルトで話題になってはいない」とX上で否定した。

現時点でフランクフルトが関心を寄せているわけではないとのこと。

ただ、このままの活躍を続ければ、近いうちにビッグクラブから関心が寄せられることだろう。

著者:井上大輔(編集部)

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