今夏、フランスのオセールからドイツ2部マクデブルクへ移籍したオナイウ阿道。
2021年に日本代表デビューを飾ったストライカーは、今月で30歳になった。
抜群のフィジカルを持ち、2023-24シーズンではフランス2部リーグで15ゴールをマークしたが、1部では本領を発揮できず。
そのオナイウがドイツでプレーするのは今シーズンが初めてだが、新天地で苦しんでいる。
デビュー戦では先発起用されたものの、それ以降の3試合はすべて途中出場。ここまで4試合で計127分ほどのプレーで得点はまだなく、最近はベンチ外が多くなっている。
マクデブルク自体も2部リーグ最下位と苦しんでおり、12試合でわずか9得点しか奪えていない。
チームは13日に行われた3部シュヴァインフルトとの練習試合でも、3部で20チーム中19位に低迷する相手に0-1で敗れた。
『Bild』は、3部相手に大失態と指摘。ペトリック・ザンダー監督も「テストマッチは常に試すためのものだが、ほとんど何もうまくいっていないというのは、成熟度が欠けている証拠」と失望を隠せない様子だったという。
また、同紙は「特に新加入のオナイウらが期待外れだった」としたうえで、「このようなテストマッチは、期待されている選手らが活躍するための場だ。しかしその期待に応えられていない選手もいる」という指揮官の言葉も伝えていた。
オナイウは苦しむチームのなかで苦境にあるようだが、ここからの復活に期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)
