セルヒオ・レギロン

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このリストに入っているフリーエージェントの選手の中でも、セルヒオ・レギロンは最も驚くべき選手であろう。なぜクラブが見つからなかったのか、その理由がよくわからない。
彼はまだ28歳であり、怪我を抱えているわけでもなく、レアル・マドリー、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、セビージャなどで第一線を戦ってきた実績も豊かだ。この数ヶ月で数多くのクラブとの関係が噂されてきたが、具体的な話に進まなかった。
現在はこの冬に向けてMLSのインテル・マイアミが獲得に動いていると報じられており、引退を宣言したジョルディ・アルバの後釜としてアメリカへと渡るとも。
アレックス・オックスレイド=チェンバレン

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オックスレイド=チェンバレンは夏にトルコ1部のベシクタシュを退団。双方合意の下で契約解除することになり、現在古巣のアーセナルで練習に参加中。U-21カテゴリの選手とともにトレーニングを行っている。
「確かにオファーはあったが、ヨーロッパから離れた地域からだった。僕はもう家族から離れたくないんだ」とポッドキャストのインタビューで語っており、ヨーロッパでのキャリアを探っていると明かしていた。
まだ32歳であるため、怪我さえなければ数年間はトップレベルでプレーすることができる。イングランド国内での移籍が濃厚だと言われているが、まだ具体的な加入先の噂はないようだ。
ロレンツォ・インシーニェ

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今年夏にトロントFCとの契約を解除した元イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェ。ナポリで活躍した英雄的なアタッカーは、アメリカではあまりうまくいかず、ヨーロッパへの復帰を求めているという。
かつてともに戦ったマウリツィオ・サッリ監督が指揮するラツィオへの加入が噂されており、代理人もオファーがあることを公に認めているが、現在の市場の環境によって困難に直面しているとも語っていた。
11試合を終えた段階でセリエA9位と苦戦しており、選手層も薄いことから、この冬には複数の補強を行うと噂されるラツィオ。そのなかにレジェンドであるインシーニェも含まれることになるのだろうか?
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
