14日のガーナ戦で日本代表デビューを果たした後藤啓介。191cmの長身を誇る20歳の大型ストライカーだ。

ジュビロ磐田では当時高校生だった17歳で最年少ゴールを記録すると、その後、ベルギーの名門アンデルレヒトに引き抜かれ、今シーズンはシント=トロイデンへレンタル移籍すると、ここまで4ゴールと活躍中。

日本企業DMMが保有するシント=トロイデンには、後藤のほか、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗の日本人7選手が所属している。

また、シント=トロイデンでは、これまでも遠藤航や鎌田大地、冨安健洋ら日本代表の主軸になった選手たちがプレーしてきた。

今月の代表戦では、谷口に加え、後藤と小久保が初招集された。

そうしたなか、シント=トロイデンの立石敬之CEOは、『HBVL』で、「谷口と小久保は、どちらも最高レベルを目指している選手。すべての関係者にとっていいオファーが来れば、当然交渉が行われる。我々はその点について冷静に対処する」と話していたそう。

谷口は、日本代表においても3バックの中央としてさすがのプレーを見せているが、7月で35歳になる年齢がネックになりうる。一方、パリ五輪のU-23日本代表の守護神だった小久保は24歳とまだ若い。2人に好条件の移籍オファーがあった場合には、クラブとして検討しうるようだ。

なお、後藤については、アンデルレヒトが断ったために、シント=トロイデンは買い取りオプションを保有していない。

著者:井上大輔(編集部)

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