2025年も残すところわずかになりつつある。
そうしたなか、『ESPN』は、21世紀の世界最高ユニフォームBEST25を選出していた。
2001年以降に、ユニフォーム界の殿堂入りを果たす不朽の名作が数多く誕生したとしつつ、最高の25着を選んでいる。そのなかには、Jリーグ勢も含まれていた。
セレッソ大阪、1999~2000ホーム(Mizuno)

(C)Getty Images

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「Jリーグのユニフォームコレクターにとって伝説の逸品とも言える存在。
派手なネオンピンクとネイビーのストライプが入ったホームキットは、1990年代の目に痛いようなユニフォームの数々を牽引した『やりすぎ』デザインの典型例だ。
クラッシュするストライプに加え、2本の白いダッシュ、襟と袖口のシェブロンテープ、そして袖口のねじれたジグザグのピンストライプがあしらわれ、カオスさを完璧に仕上げている。
(普通なら)ダメそうなのに最高の仕上がりだ」
ヴィッセル神戸、2020年ホーム(asics)

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「神戸は2020年シーズンに向けて、素晴らしい奇抜なユニフォームを発表した。
マルーンとホワイトの大きなひし形が特徴で、ワールドカップ優勝経験を持つアンドレス・イニエスタとダビド・ビジャら欧州のスター選手たちも着用。
この二人は、神戸に初のタイトルとなる天皇杯優勝をもたらした」
神戸は2020年元日に行われた天皇杯決勝で初優勝。その試合にはイニエスタとビジャだけでなく、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、元ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンらも出場した。
どちらのユニフォームも奇抜さが評価されたようだ。
なお、セレッソは8番目、神戸は25番目に紹介されていたが、クラブのアルファベット順なだけで、順位ではない。
筆者:井上大輔(編集部)
