2022年からポルトガルの名門スポルティングCPでプレーしてきた日本代表MF守田英正。
確かな戦術眼と技術を持つMFとして日本代表の主力になると、欧州での評価も高めてきた。
昨シーズンはスポルティングのリーグ2連覇に貢献したが、負傷による離脱が相次いだ。
今シーズンもコンディションが万全ではなく、クラブでは若手の台頭を許し、日本代表では10月と11月の招集メンバーから外れた。
30歳になった守田はこの夏に移籍を目指していたが、実現せずにスポルティングに残ることになったが、その契約は今シーズン限りとなっている。
そうしたなか、『A Bola』は、「スポルティングはすでに守田にSAYONARAする準備をしている」と伝えた。
「決断は下された。日本人選手は契約満了にともない、スポルティングに別れを告げる。クラブはすでに後釜探しに動き出している。
冬の移籍市場でMFを獲得する可能性は排除されないが、背番号5の『正統後継者』は冬ではなく夏に補強されるだろう。
サヨナラ。守田は今シーズン終わりに日本語で別れを意味する言葉を口にするだろう。
昨シーズン、このMFは契約更新をしないことを決断した。プレミアリーグでの経験も重ねたいと考えたのだ。
しかし、期待するようなオファーはなかった。スポルティングが求める移籍金1000万ユーロ(約18億円)にも達することはなかった。
6月時点ではスポルティングが守田の考えが変わる可能性を期待していたが、今やスポルティングこそが、守田との契約満了を決定したのだ」
今シーズン限りでの退団が濃厚となったとのこと。
クラブは後継者探しを始めており、守田も来夏に新天地を求めることになるようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
