カタールで開催されているU-17ワールドカップは18日、ラウンド16の8試合が行われた。
廣山望監督率いるU-17日本代表は、同じ東アジア勢の北朝鮮と対戦し、PK戦の末に勝利。14年ぶりに準々決勝進出を果たした。
開始早々の4分にFWマギージェラニー蓮の今大会初ゴールで先制した日本。しかし激しい北朝鮮を相手に劣勢を強いられ、67分には同点弾を献上してしまう。
それでも、キャプテンのGK村松秀司を中心になんとか1-1でしのぎ切り、PK戦で接戦をものにした。

今大会唯一の海外組、ロサンゼルスFCに所属する日本の守護神・村松秀司
(C)Getty Images
日本のベスト8は1993年大会と2011年大会に並ぶ過去最高成績。次のオーストリア戦で初のベスト4入りを目指す。
なお、今大会の8強と準々決勝の組み合わせは以下の通り。
オーストリア vs 日本
イタリア vs ブルキナファソ
ポルトガル vs スイス
モロッコ vs ブラジル
日本と同じグループBを戦ったポルトガルとモロッコも勝ち残り。決勝トーナメントではそれぞれベルギーとメキシコ、アメリカとマリを下しており、やはり両チームとも実力は確かだった。
そんな両チームに勝利してグループを首位通過し、ベスト8まで勝ち進んできた日本。
注目の準々決勝オーストリア戦は、日本時間21日(金)21:30からドーハのアスパイア・ゾーン・ピッチ3で行われる。
筆者:奥崎覚(編集部)
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