2022年からポルトガルの名門スポルティングCPでプレーしてきた日本代表MF守田英正。
確かな戦術眼と技術を持つ実力派として、チームのリーグ2連覇に貢献するなど活躍を続けてきた。
だが、昨シーズンから度重なる怪我に苦しんでいる。その影響でスポルティングでは若手MFが台頭し、守田は2カ月連続で日本代表の招集メンバーから外れた。
守田とスポルティングとの契約は今シーズン限りとなっていることもあり、トルコの強豪ベシクタシュへの移籍が浮上している。
クラブ公式によれば、スポルティングのルイ・ボルジェス監督は、守田の移籍説についてこう述べたという。
「彼は素晴らしい選手であり、契約満了に近づいている。なので、多くのところで話題になるのは当然だ。
私は彼が成長し、毎日とてもハッピーなのを見ている。彼は私がとても尊敬している選手であり、シーズン終了まで大いにチームを助けてくれるはずだ」
一方、ポルトガル紙『O Jogo』は、ボルジェス監督は、守田のベシクタシュ移籍に対してこう語ったとしている。
「移籍市場については話さないし、考えてもいない。
1月の移籍市場はとてもあてにならないこともある。なぜなら、(シーズン途中なので)誰も売らないし、最高の選手はどこにも移籍しないからだ。
適応のために選手を獲得する必要があるが…ここにすでにいる。だから、私はそれ(1月の移籍市場?)に集中していない。現在いる選手たちの成長に集中している。
彼は素晴らしい選手だし、契約最終年なので、関心を寄せられるのは当然。ただ、彼はシーズン終了までチームを助けることに非常にコミットするはずだ」
もし、スポルティングが守田を売却する場合、2026年1月の移籍市場しかタイミングがない。
ただ、指揮官は、守田はシーズン末まで残留するはずとして、その可能性を暗に否定したようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
