先日、2026年ワールドカップで着用する新しいユニフォームをお披露目した日本代表。

エースの象徴である背番号10を引き続き託されたのは、堂安律だった。もともとアタッキングセンスに溢れたレフティだったが、右ウィングバックとして攻守に貢献できる存在へと成長した。

27歳になった堂安は、昨シーズンにドイツ1部フライブルクで10ゴールを達成すると、この夏に2100万ユーロ(約37.8億円)ほどの移籍金でフランクフルトへ移籍。ここまで公式戦15試合で5ゴール4アシストと確かな結果を残している。

日本代表戦を戦い終えた堂安は、フランクフルトに戻り、22日にアウェイでのケルン戦に臨む。

そうしたなか、ケルン公式サイトは、この試合に向けたプレビューでこう綴っていた。

「フライブルクとビーレフェルトでもプレーした堂安は、天才的な瞬間(ひらめき)を生み出す役割を担っている。

日本代表として62試合に出場している彼は、今シーズンのブンデスリーガで3ゴール3アシストを記録し、(移籍したフランクフルトで)瞬く間にインパクトを放った。

その華麗な個人技でマインツ戦ではチームを勝利に導いた。堂安は相手選手2人をダンスをするように華麗に抜き去り、左足のシュートをファーに流し込んだ」

堂安は9日のマインツで圧巻の決勝ゴールを決めたが、『天才的』とケルンは警戒しているようだ。

ケルンは大迫勇也、長澤和輝、槙野智章氏ら日本人もプレーしたことがあるクラブ。堂安はそのケルンと対戦した6試合で4勝1分1敗(1ゴール)の結果を残している。

なお、現在フランクフルトは7位、ケルンは9位となっている。

筆者:井上大輔(編集部)

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