北澤豪

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1968年8月10日生まれ

最後は町田出身のフットボーラーとしては一番のレジェンド。

中学時代は読売ジュニアユースでプレーし、修徳高校から本田技研工業へ加入。1990-91シーズンの日本サッカーリーグ(JSL)では得点王に輝いた。

1991年に読売クラブへ移り、ヴェルディ川崎の一員としてJリーグ開幕戦に出場。華々しいチームメイトの中でも長髪をなびかせながらピッチを縦横無尽に走り回るさまは際立ち、Jリーグ創世期を彩るスターとして今も記憶されている。

残念ながら1998年のフランスワールドカップは大会直前でメンバー落ちをしてしまったが、日本代表でも長く活躍。引退後も解説者を務めながらJFAなど多方面で日本サッカーの発展と成長に寄与している。

なお、今回の5人には入らなかったが、近い将来入る可能性が十分にある選手として、U-22日本代表の藤田譲瑠チマを挙げたい。

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ナイジェリア人の父と日本人の母との間に生まれた21歳のMFは、町田大蔵FCから東京ヴェルディのアカデミーを経て2020年にトップチームへ昇格。

1年目からチームの心臓として活躍すると、2021年には徳島ヴォルティス、2022年には横浜F・マリノスへステップアップを果たした。

マリノスではぶ厚い選手層に阻まれなかなかスタメンを確保できていないが、将来性は折り紙付き。

「町田市出身のジョエル」として世界に羽ばたく日もそう遠くないはずである。

筆者:奥崎覚(編集部)

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