この夏のデンマークのブレンビーからドイツ1部フライブルクに1000万ユーロ(約18億円)ほどの移籍金で引き抜かれた鈴木唯人。
24歳の日本代表MFは、22日に行われたブンデスリーガ第11節で昨季王者バイエルン・ミュンヘンからゴールを奪った。
前半12分、コーナーキックが流れると、フリーだった鈴木は強烈なダイレクトシュートで、世界的守護神マヌエル・ノイアーから先制ゴールをもぎ取った。
『Sky』も「フリーの鈴木唯人は、7メートルの距離から右足で強烈なシュートを放ち、今シーズン2点目を決めた」と伝えていた。
格下のフライブルクはその5分後に追加点を奪うも、その後はバイエルンが怒涛の反撃開始。前半のうちに同点に追いつくと、後半はゴールラッシュ。
結局、バイエルンが6-2で逆転勝利を収めている。また、中足骨骨折で長期離脱中だったバイエルンDF伊藤洋輝が後半38分から投入され、復帰を果たした。
フライブルクはここまで11試合で3勝4分4敗の10位。
ユリアン・シュスター監督は「これこそ見たいチームの姿。全力を尽くして勇気を出して負ける方がいい。ここから絶対に学ばないといけない。とはいえ、こういう形のほうがいい」と試合後に語っていた。
筆者:井上大輔(編集部)
