世界中のスター選手が集まるFIFAワールドカップ。サッカーをプレーしている者なら誰もが夢見る舞台であり、様々な国でその映像が放送される。
ただ、各国の代表チームが戦う大会であるがゆえ、クラブレベルではスーパーなプレーヤーでも、予選を勝ち抜くことができないケースも…。
今回は『Planet Football』から「2026年ワールドカップに出場することができないワールドクラスのスター選手たち」をご紹介する。
ヤン・オブラク

(C)Getty Images
代表:スロベニア
所属クラブ:アトレティコ・マドリー
アトレティコ・マドリーで長い間ナンバーワンの座を守っている名ゴールキーパー。若くして名門ベンフィカのレギュラーポジションを奪取し、それから10年以上にわたって世界屈指のショットストッパーとして名を馳せてきた。
ただ、彼がどれほど素晴らしい活躍を見せたとしても、今回のスロベニア代表は平凡なチームに過ぎなかった。予選グループでスイスとコソボに大きく差をつけられ、6試合で1勝もすることができず3位に終わった。
32歳になったオブラクには、あと1~2回のチャンスがあるかもしれない。このレベルの選手がワールドカップを一度も経験せずに引退するのは、あまりにも寂しいことだ。
ドミニク・ソボスライ

(C)Getty Images
代表:ハンガリー
所属クラブ:リヴァプール
リヴァプールで主力としてプレーしているドミニク・ソボスライ。ハンガリー代表のキャプテンとして今回のワールドカップ予選に臨み、あとわずかのところでプレーオフ進出を逃してしまった。
最終節は順位を争うアイルランドとの直接対決となり、引き分け以上で2位を守ることができた。そして後半アディショナルタイムまで2-2の状況だったが…+6分にトロイ・パロットのゴールを許し、散った。
ソボスライはその翌日、「痛い。本当に勝点が欲しかったから痛いんだ」とインスタグラムにメッセージを投稿。そして「人生が試練を与えたとしても、ハンガリー人であることを愛しているからこそ、何度も努力を重ねるんだ。いつかうまくいく日が来る」とコメントした。
