先日から話題になっている高市早苗総理大臣の台湾有事をめぐる発言。

その影響で日中関係の緊張状態が強まりつつあるなか、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で日本と中国のチームが対戦した。

25日に成都市で行われた成都栄成対サンフレッチェ広島戦は1-1の引き分けとなったが、大きな混乱は起きず。26日にはヴィッセル神戸が上海申花をホームに迎え撃つ。

アジア最強クラブを決める戦いであるACLEのリーグステージは、東地区と西地区に分かれて行われている。

Jリーグ勢は東地区を戦っているのだが、韓国オンラインメディア『dspdaily』は「中国スーパーリーグ『衝撃のスランプ』…ACLE東地区の最下位3チームは中国が独占」と伝えていた。

「25日夜、ACLE東地区第5節が行われ、中国スーパーリーグのクラブは苦戦を強いられた。

成都栄成はホームで日本Jリーグのサンフレッチェ広島と1-1で引き分け。上海海港はFCソウルに1-3で敗れた。この結果、上海海港、上海申花、成都栄成の中国3チームが東地区の最下位3チームを占めるという前代未聞の事態となった。

上海海港はACLEで3連敗、10試合連続未勝利(2分8敗)という惨憺たる記録を更新。中国1部リーグ3連覇を達成した『中国最強チーム』という名声にはまったくそぐわない成績である。

ACLEにおける中国クラブの弱体化が再び浮き彫りになったとも評価されている」

東地区を戦っているのは日本、韓国、中国、タイ、マレーシア、オーストラリアのクラブ。

1分4敗の上海海港が最下位12位、1勝1分2敗の上海申花が11位、1勝2分2敗の成都栄成が10位と確かに下位3チームはすべて中国勢。

中国王者の上海海港だが、今大会では神戸と町田ゼルビアに敗れ、広島にも引き分けるなどまだ1勝もできていない。

その上海海港を率いるケヴィン・マスカット監督は、2023年まで横浜・Fマリノスを率いていた人物だ。

ちなみに、上海申花のレオニド・スルツキー監督は、かつて本田圭佑を指導したことでも知られるロシア人。そして、成都栄成を率いるのは韓国人のソ・ジョンウォン監督だ。

筆者:井上大輔(編集部)

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