26日に欧州各地でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5節の試合が行われた。

コペンハーゲンの日本代表DF鈴木淳之介は、ホームでのカイラト戦に右ウィングバックで先発出場。

後半34分までの出場で、全3得点に関与する活躍を見せて、チームの今大会初勝利に貢献した。

デンマークメディア『Tipsbladet』はこの試合後、3-2で勝利したコペンハーゲンの選手採点を公表。

鈴木はチームトップタイとなる6点満点中5点の評価が与えられた。

同メディアは「チームメイトから『スピードを上げろ』と指示を受けると、鈴木は“たまごっち”のスイッチが入ったようにギアを上げた。攻撃面での鈴木の能力は本当に驚異的だった。彼は本来、センターバックであるにもかかわらずだ。今後数年間、コペンハーゲンにとって大きな戦力となるに違いない。どうして移籍金わずか900万クローネ(約2億1800万円)で獲れたんだ?」と、たまごっちを例えた独特な表現で鈴木を絶賛した。

「たまごっち」は、90年代に日本で大流行した育成型電子ゲームで、近年は若者を中心に再ブームが到来している。

小さな卵型の電子ゲーム「たまごっち」は、誰でも手軽に楽しむことができる。少額の移籍金で獲得し、圧倒的なパフォーマンスを披露し続ける鈴木の活躍を表現するのに適した例えなのかもしれない。

鈴木はコペンハーゲンに入団して以降、公式戦13試合に出場。攻守にわたって日に日に存在感を増している。

今後も若きサムライの成長に目が離せない。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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