近年、Jリーグを経ずに海外でプロになる日本人選手が散見されるようになった。

スウェーデン1部ユールゴーデンで活躍する小杉啓太もそのひとり。彼は19歳の左サイドバック。

U-17日本代表として活躍すると2024年に湘南ベルマーレユースから北欧に引き抜かれた。

ユールゴーデンでは瞬く間に主力になると、ここまで62試合で5ゴール7アシストと活躍。

『日本のロベルト・カルロス』として、欧州での評価を高めており、列強クラブから熱視線を送られている。

そうしたなか、『CIES』が、小杉を特集。

身長172cmほどの小杉は、空中戦とフィニッシュの値は高くない一方、アシストやドリブル突破の値がトップクラス。また、地上戦ディフェンスとディストリビューション(配球)の値も高い。

想定移籍金は、有望な買い手なら820万ユーロ(14.8億円)、トップクラブなら950万ユーロ(約17.2億円)ほどとされている。

スウェーデンリーグは春秋制のためにシーズンが終了しており、小杉はこの冬に移籍する可能性も示唆している。その場合、15億円前後の移籍金が想定されるようだ。

小杉に似たタイプの選手も紹介されており、バルセロナのスペイン代表DFアレハンドロ・バルデらの名前が挙がっている。ちなみに、22歳バルデの『Transfermarkt』による市場価値は6000万ユーロ(約108億円)。

なお、CIES(国際スポーツ研究センター)は、FIFAなどの共同事業として1995年に創設された機関だ。

筆者:井上大輔(編集部)

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