GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、FW後藤啓介の日本人7選手が所属するベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)。

日本企業DMMが保有するチームは、公式戦4連勝を飾った。

11月30日に伊藤敦樹が所属するヘントとアウェイで対戦すると2-1で勝利。後半21分に決勝ゴールを叩き出したのは、20歳の後藤だった。

STVVは右から左に展開すると、ゴール前でフリーになった後藤は、味方のクロスをヘディングで叩き込んだ。

『Sporza』は「完全フリーになった後藤は、至近距離から子どもでも出来るほど楽々とヘディングで決めた」と伝えていた。

終盤には守護神小久保が好セーブを見せるなど、STVVはチーム一丸で勝利をつかみ取った。

後藤は今月に日本代表デビューを果たした期待の大型ストライカー。191cmの長身を誇り、ジュビロ磐田では17歳260日で最年少ゴール記録を樹立するなど将来を嘱望されてきた。

今シーズンはアンデルレヒトからシント=トロイデンにレンタル移籍すると、これが5点目。伊藤と並ぶチーム得点ランキング1位タイとなった。

その後藤は試合後にこう語っていた。

「(ポケットをとるのはチームの狙い通りで)あそこで待っていれば絶対に来ると信じて待っていたら、いいボールが来て、当てるだけでした。

(チームの雰囲気を聞かれると、満面の笑顔で)むちゃくちゃいい雰囲気です」

シント=トロイデンは現在4位。アントワープとのカップ戦を挟んで、次のリーグ戦は2位クルブ・ブルッヘと対戦するが、そこで勝利した場合には2位に浮上する可能性もある。

筆者:井上大輔(編集部)

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