今年7月にJ1京都サンガからスペインのレアル・ソシエダに移籍したDF喜多壱也。
20歳の喜多は身長189cmを誇る大型センターバックで、U-20日本代表として今年のU-20ワールドカップにも出場した期待の逸材だ。
ソシエダのトップチームで活躍する久保建英との関係性については、「一度、夕食に誘ってもらったことがあります。困った時に助かる場所も教えてもらいました。言うまでもなく、サッカーについても多く学んでいますよ!」と語っている。
喜多はスペイン2部に属するソシエダのリザーブチーム(サンセ)でプレーしているが、11月30日のミランデス戦で退場になってしまった。
後半20分に相手へのタックルで一発レッドカードを提示されると、チームは後半41分に決勝点を奪われ、0-1で敗戦。喜多が退場になるのはキャリア初だった。
バスクの公共放送『EITB』は、「サンセはアウェーでミランデスに0-1で敗れた。もっといい結果を得られたはずだったが、喜多の退場処分が大きく影響した。後半になるとサンセは相手を圧倒。しかし、65分に喜多がレッドカードで退場になり、試合の流れは一変した」と指摘していた。
3部リーグから昇格してきたサンセは、ここまでの2部リーグ16試合で5勝3分8敗、22チーム中17位となっている。
『AS』によれば、イオン・アンソテギ監督は「我々は取り組みを続け、改善を続け、何が起こったのかを分析しなければいけない」などと試合後に語っていたという。
筆者:井上大輔(編集部)
