乾貴士

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1988年6月2日生まれ
近江八幡市出身の乾貴士は滋賀県出身のサッカー選手としてよく知られた一人だろう。それほど彼の名前が認知された野洲高校のサッカーは鮮烈だった。
2005年度の選手権を席巻した「セクシーフットボール」。足もとの圧倒的な技術を武器に、決勝で鹿児島実業を翻弄した決勝弾は今でも高校サッカーの伝説だ。
当時2年生だった乾は、2007年に横浜F・マリノスでプロ入り。翌年移籍したセレッソ大阪で大ブレイクし、その後ドイツやスペインでも偉大な足跡を残してみせた。
2021年にJリーグ復帰を果たし、2022年から清水エスパルスでプレー。1年でのJ1復帰を逃した今季も清水と契約を延長したことが発表されている。
奥川雅也

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1996年4月14日生まれ
京都サンガF.C.時代から「古都のネイマール」と呼ばれるほど高いスキルを誇り、将来が嘱望されていた奥川雅也もまた滋賀県甲賀市の出身だ。
2015年夏に19歳でレッドブル・ザルツブルクへ加入して成長を遂げ、2021年に移籍したドイツ1部のアルミニア・ビーレフェルトでは2021-22シーズンに8ゴールを記録した。
2020年11月には日本代表にも招集されたが、チーム内でコロナのクラスターが発生したため残念ながら辞退。結局A代表へ招集されたのはその一度きりとなっている。
今季、2部のビーレフェルトから1部のアウクスブルクへ個人昇格。ただここまでは2試合の途中出場にとどまっている。
