DAZNは4日、来年6月からアメリカ・カナダ・メキシコで開催される「FIFAワールドカップ26」の、日本における全104試合の配信権を獲得。
全試合をライブ配信するとともに、日本代表の試合は、全試合を無料でライブ配信することを発表した。
「FIFAワールドカップ26」は今大会から参加国が48カ国に拡大。6月11日(木)に開幕を迎え、7月19日(日)の決勝戦まで激しい優勝争いが繰り広げられる。
世界最速で8大会連続8度目となる出場を決めるなど「歴代最強」の呼び声高い日本代表が、悲願の優勝という最高の景色を見ることができるか注目される大会だ(DAZNは現在、日本代表がFIFAワールドカップ出場権をかけて戦った「AFCアジア最終予選」の全10試合を無料配信中)。
そうした中で今回、DAZNは2026年でサービス開始から10年を迎えることを機に、その後の10年も見据えた「スポーツ視聴新時代」を牽引するべく、「FIFAワールドカップ26」全試合の配信権の獲得を決定。
史上最多、104試合全てをライブで視聴できるのはDAZNのみとなり、今後、あらゆる生活様式や視聴環境に合わせて試合観戦ができるよう、様々な視聴オプションを提供していくとのことだ。
DAZNはグループとして、今年6月から7月にかけて行われた「FIFAクラブワールカップ2025」の全試合を全世界で無料ライブ配信。米国ニールセン・スポーツ社の調査によれば、27億人のサッカーファンが視聴したという。
また、2026年には、「FIFAワールドカップ26」を盛り上げるため、FIFAと共同で『FIFA+』のリローンチが実施される。現在もDAZN上で視聴できる『FIFA+』だが、ライブの試合、過去の名勝負、ハイライト、選手やチームのドキュメンタリーなどのコンテンツが格段に増える予定だ。
これらのFIFAとの協業を通じ、プラットフォームとしての信頼性、最新のテクノロジーへの投資など、最高の視聴体験を実現できる環境を培ってきたDAZN。その集大成ともするべく、「FIFAクラブワールカップ2025」に続き、「FIFAワールドカップ26」でも日本に向けてDAZNならではの配信を行っていくことを明らかにしている。
以下はDAZN JapanのCEO、笹本裕氏のコメント。
「この度、DAZN Japanとして「FIFAワールドカップ26」の全試合を日本では唯一ライブ配信できることとなり、大変嬉しく思います。DAZNが日本でサービスを開始してから来年で10年を迎え、ようやく「和製外資」としての立場を確立できつつあるのではないかと考えています。日本に根差し、日本を応援して、加入者のみなさまに最高のコンテンツを提供する企業としての「和製」、そして、グローバルで展開するプラットフォームならではの、テクノロジーを駆使して最高の視聴体験を提供できる企業としての「外資」と、今後もみなさまにDAZNならではの、DAZNにしかできない仕掛けでお楽しみいただきます」
なお、日本時間12月5日(金)深夜に開催される、運命の「FIFAワールドカップ26 組み合わせ抽選会」に関しても、DAZNは無料ライブ配信する予定。豪華出演者などその詳細は当日発表される。
筆者:奥崎覚(編集部)
試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。
