DMF:マルク・ファン・ボメル

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当時の所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
世界屈指の「クラッシャー」として知られていた恐怖の守備的MFファン・ボメル。マルコ・ファン・バステン監督時代には代表に呼ばれなかったが、義父であるベルト・ファン・マルヴァイク氏が監督になったことで復帰。この2010年大会でも主力を担った。
EURO2012を終えたあとに代表を離れ、2013年に現役を引退。その後は指導者として活動し、2015年からは再びベルト・ファン・マルヴァイク氏の下でアシスタントとしてサウジアラビア代表やオーストラリア代表を指導した。その後PSVアイントホーフェン、ヴォルフスブルク、アントワープで監督を務めている。
DMF:ナイジェル・デ・ヨング

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当時の所属クラブ:マンチェスター・シティ
マルク・ファン・ボメルに負けず劣らず、2000年代初頭のサッカーにおける「最恐のクラッシャー」といえるナイジェル・デ・ヨング。恐れも躊躇も知らないタックルで数多くのアタッカーを恐怖に陥れた。
当時はマンチェスター・シティでプレーしていたが、その後ミラン、LAギャラクシー、ガラタサライ、マインツ、アル・アハリ、アル・シャハニヤーと様々な国のクラブを渡り歩き、現役引退。2023年からはオランダサッカー協会のテクニカルディレクターを務める。
右WG:ディルク・カイト

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当時の所属クラブ:リヴァプール
フェイエノールトでエースストライカーとして活躍したあと、リヴァプールで献身的なユーティリティプレーヤーとして違った形でのブレイクを果たしたディルク・カイト。圧倒的な運動量を武器に信頼を勝ち取り、この2010年大会では7試合全てに出場。開幕戦となったデンマークとの試合でワールドカップでの自身初ゴールも決めた。
2017年に現役引退してからは指導者としての活動をスタートさせ、2022年にはADOデン・ハーグで監督に就任。その際には半年で解任されたものの、その後ベールスホットを2部から1部へと昇格させることに成功(※ただし1年で降格)。今季はオランダ2部のドルトレヒトで監督を務めている。
