OMF:ウェスレイ・スナイデル

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当時の所属クラブ:インテル

レアル・マドリーからインテルに移籍して1年目を終えたスナイデル。イタリアで中心選手として活躍し、セリエA5連覇に貢献したほか、チャンピオンズリーグとカップ戦も制覇。ワールドカップ2010でも主力としてオランダ代表を牽引し、決勝進出を成し遂げた。そのためバロンドールの最有力候補の一人とされたが、最終候補にも入ることができず、「幻の受賞者」と言われている。

この日本戦でも決勝点を決めたほか、決勝トーナメントでは3試合連続ゴールを叩き込むなど大活躍。ディエゴ・フォルラン、トーマス・ミュラー、ダビド・ビジャと並んで共同得点王に輝いた。

左WG:ラファエル・ファン・デル・ファールト

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当時の所属クラブ:レアル・マドリー(※大会後にトッテナムへ移籍)

アヤックスで若くして中心選手となり、スナイデルやイブラヒモヴィッチらとともに大活躍を見せた天才ゲームメイカー。2008年に加入したレアル・マドリーではなかなかコンスタントに出場機会を得られずに苦しんでいたが、オランダ代表では常に信頼を受けていた。

この大会ではグループステージで活躍したものの、決勝トーナメントではアリエン・ロッベンにポジションを奪われた格好になり、スペイン代表と戦ったファイナルでも終盤からの途中出場であった。

FW:ロビン・ファン・ペルシー

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当時の所属クラブ:アーセナル

小野伸二が所属していたころのフェイエノールトでデビューしたことで知られるファン・ペルシー。わがままなウインガーとして知られていたが、イングランドに渡ってからストライカーにコンバートされて得点能力が開花し、アーセナルで大ブレイクを果たした。

この大会は2006年に続いて2回目の出場であったが、ファン・ペルシー自身はカメルーン戦での1ゴールのみに終わり、チームの躍進とは裏腹に存在感は大きくなかった。その悔しさをバネに、次の2014年大会では6試合に出場して4ゴールを決めている。

引退後は指導者として古巣フェイエノールトのアカデミーで育成に従事していたが、2024年にはヘーレンフェーンで監督に就任。さらに2025年2月にはフェイエノールトの指揮官となり、すぐにクラブをチャンピオンズリーグ予選出場権獲得に導いた。現在も上田綺世や渡辺剛を指導している。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

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