リーズでプレーする日本代表MF田中碧が強豪相手に価値ある2試合連続ゴールを決めた。
まずは、3日のチェルシー戦で強烈な弾丸シュートを突き刺し、3-1の勝利に貢献。6日には遠藤航擁する昨シーズンのプレミアリーグ王者リヴァプール相手に終了間際に劇的同点ゴールを叩き込んだ。
27歳の田中は、リーズ1年目となった昨シーズンはイングランド2部リーグ優勝に貢献する活躍を見せたが、世界最高峰のプレミアリーグに昇格した今シーズンは苦戦。ただ、ここに来て調子を上げつつある。
その田中は「これはチームとファンの努力。人生のすべてはいつだって自分次第。フラストレーションはエネルギーにしかならない」との英語のメッセージをSNSに投稿。
リーズはホームで行われたチェルシーとリヴァプールとの連戦に1勝1分と勝ち越したが、田中はファンのおかげもあると感じているようだ。
『Leeds United News』は、「田中は、ミステリアスな投稿で『フラストレーション』を認めた。田中にとっては、これ以上に素晴らしい数日はないだろう。最近、この日本人スターはプレミアリーグで活躍できるかどうか疑問に思っていることを認めていたが、その懸念は今や払拭されたと言える」と伝えていた。
また、田中はゴール後に手を広げたポーズの写真も投稿。すると、リーズで10番を背負うジュエル・ピーローは、日本の人気アニメ『進撃の巨人』の作中であった同じようなポーズのGIFを送っていた。
ピーローは26歳のオランダ人アタッカーで、この夏にはパートナーとともに来日して、日本を満喫した。彼はSNSのプロフィール画像もアニメにしているので、親日なのかもしれない。
筆者:井上大輔(編集部)
