今夏にアーセナルを退団して以降無所属となっている日本代表DF冨安健洋。

188cmの長身ながらスピードとテクニックを兼ね備え、ディフェンスラインならどこでもこなせるユーティリティ選手だ。

近年は度重なる怪我に苦しんでおり、昨シーズンはわずか6分しかプレーできなかったこともあり、1年残っていた契約を解除することになった。

27歳になった冨安は、オランダの名門アヤックスへの加入が迫っていると伝えられている。

板倉滉も所属するアヤックスはオランダの強豪クラブだが、今シーズンは守備面に問題を抱えるなど苦しんでいる。

オランダ紙『Voetbal International』によれば、冨安は来週にアヤックスでメディカルチェックを受けるという。

そのメディカルチェックを合格すれば、今シーズン終了までの契約にサインする予定とのこと。

その契約には、今シーズンの成績次第で契約を延長できるオプションが含まれる見込み。

現地紙は、「アヤックスは両サイドバックを強化したいと考えており、冨安はその点でうってつけの存在で、歓迎すべき補強になるはず。同胞である板倉との再会、そして出場機会が見込めることもアヤックスにとって有利に働いている」とも伝えている。

冨安は2024年10月以降実戦から遠ざかっているが、2026年ワールドカップまでに復活できるか注目される。

なお、アヤックスは20日が年内最終戦で、新年初戦は1月11日になる。

筆者:井上大輔(編集部)

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