日本企業DMMが保有するベルギー1部シント=トロイデン。日本人選手7名が所属するチームは、今シーズン好調だ。

そのなかで存在感を強めているのが、20歳の後藤啓介。11月に日本代表デビューを果たした191cmの大型ストライカーだ。

ジュビロ磐田時代から将来を嘱望され、10代でベルギーの名門アンデルレヒトに青田買いされた。今シーズンはアンデルレヒトからシント=トロイデンにレンタル移籍してブレイク。

その後藤は13日に行われた保有元アンデルレヒトとの対戦で今シーズン6点目となるゴールを決めた。

後半8分、相手のハンドで得たPKを冷静に沈めた後藤は、ゴールセレブレーションをせずに、手を広げて謝意を表したものの、ホームのアンデルレヒトサポーターからはブーイングも…。

『Sporza』は、「後藤は保有元クラブに対して喜ばなかったものの、ただひたすらブーイングを浴びるだけだった」と伝えていた。

後藤はPKを得意にしているが、保有元相手に堂々とPKを決めるのはなかなかの強心臓といえるはず。

ただ、シント=トロイデンはこの後に立て続けに失点し、1-2で逆転負け。この試合前の時点では2位だったが、アンデルレヒトに抜かれて、3位に順位を下げている。

筆者:井上大輔(編集部)

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